人と同じ名刺は相手の記憶に残りません

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日本は世界的に見ても珍しいほどの名刺文化が発達した国で、日本のビジネスマンはビジネスの際の自己紹介で普通に名刺を差し出すようになっています。ビジネスマンとしてある程度のキャリアを積むと何百枚もの名刺が手元に集まってくることになりますが、そうしたものを見ていく上で常に意識しなくてはならないのが「他人と同じ名刺は相手の記憶に残らない」ということです。白い紙の上に明朝体で会社名と名前、役職、連絡先が書いてあるだけの名刺というのは非常にオーソドックスで場を選ばずに使える反面、見た側は特別な印象を何も受けないという欠点があります。そうなってしまうとせっかくのビジネスチャンスが手に入らなくなることもありますから、名刺は多少個性的なくらいのものを作るのがベストなのです。では具体的にどういったものだと効果的で、どういったものは良くないのか、ここでチェックしていきましょう。

個性的で印象に残る効果的な名刺とは

ではまずは個性的であり、かつ印象に残る個性的な名刺とは何かです。これは人の好みにもよるのですが、基本的にはその人が所属する会社を象徴するようなものにするのが一番無難で面白い選択と言えるでしょう。例えば自動車販売会社なら車の形をしたものにする、環境に配慮しているのであれば敢えて手触りに劣る再生紙を使うといったことを行うと、一目見ただけでその名刺をくれた人が何をやっている人なのか、どういった会社なのかということを思い出すことが可能です。また海外だとちょっとした遊び心を込めるというのも人気があり、珍しいものだとステンレス製でそのまま工具としても使えるバイクショップの名刺や、二つ折りになっていて開くと飛び出す絵本のようにビルが飛び出してくる建設会社のものなどもあります。こうしたユーモアを込めておくと非常に受けが良くなりますから、もし興味があるのならば実践してみることをおすすめします。

あまりおすすめできないデザインとは

では逆におすすめが出来ないデザインとしてはどういったものがあるのかというと、これは他人との違いが分からないものだけではなく、先ほどとは逆に会社のイメージなどと全く添っていないようなものも挙げられます。例えば信用を第一とする銀行の名刺なのに全体的な色はピンクで、ハートマークや星のマークがちりばめられたポップなものを渡されたとなると、受け取った側は軽薄そうな、信用が出来なさそうな印象を受ける可能性が高いです。イベント会社やアパレルショップのように、少しくだけている方が良い印象を与えるという場であればまだしも、信用できるかどうかでチェックされる会社がそうした名刺を配るのはまったくイメージに添っていないと言えるでしょう。その他奇抜すぎて意図がわかりづらいもの、文字が読みづらいものも当然おすすめは出来ません。本格的に考えてみると案外奥が深く、突き詰めようと思えばどこまでも突き詰められるのが名刺です。ですからもし他社とは違う印象を与えたいのであれば、まずは毎日配る名刺から変えてみるのも悪くは無いでしょう。